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【まだ間に合う】塾の先生が教える!『読書感想文の書き方』

夏休みもほぼ終盤。考えれば解ける系の宿題は終わったけども、自由研究や作文が・・・というご家庭も多いのではないかと思います。もう悩んでいるヒマはありません。やるのです!やるしかないのです!

 

というわけで、今回は「なんとかなる!塾の先生が教える<読書感想文の書き方>講座」をお届けします!

 

 

 

 

 

1 本を選ぶ

 

 

そもそも何を読むか決まっていないという時は、さっさと本を決めて手元に置きましょう。

読む本の選び方については、

●課題図書リストがある場合・・・リストを見て、直感で選ぶ

●課題図書リストがない場合・・・本屋に行って、直感で選ぶ

 

これしかありません。

 

そもそも読書感想文に手がつかない状態では、ちらちら中を見て「読みやすそうかな~」「絵が多いかな~」と確かめている間にイヤになってしまいます。本はタイトル表紙、そしてあらすじを見る程度で決めてしまいましょう。

 

本を選ぶのに時間をかけすぎない。

これがポイントです。

 

 

2 本を読む

 

 

読みましょう。きちんと。

といっても読書が苦手な子もいると思います。読書をする際の注意事項は、以下の通りです。

 

●その子(自分)にとっての落ち着いた環境で読むこと

●章ごとでストップするなど、適度に休憩しつつ読むこと

●急いで読もうとしないこと

 

落ち着いた環境で自分のペースで読むことで、本の印象が残ります。焦ってはいけません。無理せず読書を進めましょう。

 

そして、もし小学生の保護者の方であれば読み終わるまでのタイミングで何度も「どんな話なの?」と聞いてあげてください。

「面白い?or 面白かった?」とは聞かないでください。

(もし「面白くない」と口に出してしまうと読むテンションも下がります。「へ~面白そうね」と言ってあげる方がGood)

 

そこではなるべく「だれが・何を・どうする」話なのか、「なぜ」そうなったのか、を聞くようにしましょう。

中高生の場合は今のことを自分で時々振り返って考えてみるとよいです。

こうすることで、かなり頭の中を整理しつつ読むことが出来ます。

 

そしてもう一つ、参考にしていただきたいポイント。

 

●ふせんを貼りながら読む

 

これは後から振り返る時に非常に役に立ちます。読んでいて「なんでだろう」「すごい」「そうだったのか」「自分ならこうする」など、何かしらの感動があった部分に貼ればOKです。

誰かに借りていてふせんを貼れない場合は、小さい紙をはさんでおきましょう。折り目をつけないように気をつけて。

 

 

 

3 構成を考える

 

 

本を読んで、さぁ書くぞ!!!のこの瞬間に最もペンが止まりやすい。というかまだ走ってもいません。

長いレースに見切り発車は危険すぎます。最低でも原稿用紙1枚分以上は書く必要があるでしょうから、軽くメモか何かに文章の構成を考えましょう。

 

文章構成というのは、ザックリ分けると以下の3つの要素に分けられます。

 

①序論

②本論

③結論

 

1つつず見ていきましょう。

 

①序論

作文の中で最初に来る部分です。ここでは「私がなぜこの本を選んだのか」「どんな話だったか(=本のあらすじ)」「一言でいうと、これこれこういう印象を受けた」という話を展開します。少なくとも本のあらすじだけは書きましょう。これも低学年の子どもの場合は保護者の方と一緒に「誰がどうしてどうなる話だ」というのをまとめていけばOKです。

 

②本論

ここで、さっき貼っておいたふせんが活躍します。読みながら「すごいな」「自分ならこうするだろう」などど思う場面をいくつか挙げ、その時私はこう思った、ということを羅列していきます。なるべく系統立っているほうが読む側には伝わりやすいので、例えば「主人公が私と違うところ」というテーマで抜き出していくと、まとまって感じられます。

 

③結論

本論で書いてきた部分的な感想をまとめて、「全体としてどう感じた」「読む前と読んだ後の自分ではどう違うか」などについて書いていきましょう。あまり長くする必要はありませんが、「特に気になった部分」などを挙げつつ全体の感想としてまとめてしまうと良いです。

 

 

これらについて簡単にメモにまとめていきます。ここでもなるべくメモに書いた方がよいでしょう。ペンを動かすというのは思っている以上に腦がはたらきます。

 

 

 

 

4 書く

 

 

書きましょう。どんどん書きましょう。

 

お気に入りのペンで、お気に入りの場所で。あらかじめ考えた構成に何となく沿うような感じで構いません。気を付けるのは以下のポイント。

 

●段落の最初は1マス空ける、などのルールに従って書くこと

●「~とゆって」などの話し言葉的な文章にならないよう気をつけること

●「です・ます」調か「だ・である」調か決めて書くこと

●字はなるべく丁寧に

 

そして書き終わってからではなく、半ページ進むくらいで字の間違いやヌケがないか確認しましょう。あとから直すことになると本当に面倒です。3~4行「ダダッ!」と書いて読み返す、くらいのペースがちょうどいい気がします。

 

 

指定の字数を超えたら完成!!お疲れ様でした!!

そして完成した作文は自分以外の誰かに見せておきましょう。字のミスや、自分の思ってもみない部分で欠けている所があるかもしれません。

 

 

以上です。

 

いかがでしたでしょうか。非常にざっくりした説明になりましたが、「とにかく書かないとヤバイ!」という方に役に立てば幸いです。

そして、あくまでこれは一例に過ぎません。自分にあう書き方や構成を、ここから色々と発見していってもらえれば・・・と思うところです。

どうぞ よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆読書感想文に「形式」を持ち込むことの是非について

 

こうした投稿に関して「そもそも作文は自由なんだから自由に書けばいいのではないか」「型を押し付けることで個性が失われるのではないか」と思われる方もいるでしょう。当然です。私もそれは正しいと思います。

 

ですが、何と言っても書けない子は書けない、のです。一般的な大人がたった一人クラブ(ディスコ)に入れられて「さぁ好きに踊ってごらん」と言われたことを想像してもらえればよいでしょう。無理です。

 

今回の投稿は、さぁ書こうと思ってペンが止まってしまう子や何から書けばいいのか分からない子向けに執筆したつもりです。ある程度慣れてきた時は、どんどん型を崩して自由に書いていけばいい。そうして文章を書くこと、自分の感想を表現することが楽しくなってくれることが、読書感想文を書く最大の意義だと私は思います。

 

 

あすなる学習塾