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5に『まんなか』はありますか?

ある日。学習塾ではなくアフタースクールの方でお預かりをしている子(小1)の、突然の質問。

先生、問題です。5に「まんなか」はあるでしょうか?

はて。これだけでは何のことだかサッパリ分かりません。詳しく聞いていくと、5には「まんなか」があり4には無いのだそう。更に7には有って10には無い。何の事だか、分かりますでしょうか。
そうですね。これは彼(小1)なりに偶数と奇数のことを言っているのです。5や7には二つに分けようとした時に中点があり(5なら3つめ・7なら4つめ)、それがない数字もある。彼はこのことを、教室の片隅に並んだPCを数えて気付いたそうです。すごい!偶数奇数の概念を知ってしまうと、そういった発想はなかなか出来ません。
ネタが分かってからは周りの大人の腕の見せ所。「おーすごい!それなら12はどう?21はどう?102は?」と、どんどん大きな数字へ想像を導いていきます。下一ケタに法則性があることに気付けば、もう偶数・奇数の授業の完成。100000003には真ん中があると、数えなくてもわかるんだ!まだ一ケタどうしの足し算引き算をしている世界からすれば、衝撃の事実です(笑)
しかし考えてみれば、子どものこういった「気付き」は色んな場面で起こっているのかもしれません。実際、学校で偶数奇数を習うまでもなく、子どもは5や7には割り切れない「まんなか」があることが分かります。そのふとした気付きに対して「すごいね!」と褒めた上で、話を膨らませてあげることが大切ですね。
幼い頃からのこうした会話(気付きを拾って膨らませ、法則や仕組みに気付かせること)の繰り返しが、大きくなった時の「様々なことに好奇心を持ち忍耐強く考える力」を育むのだと考えています。
どうか、日常の中の「まんなか」を見落とさずに。
written by  あすなる学習塾 佐藤